「起業をしたい」
そのように思われる方は少なくないと思います。
もちろん、そのような志は素晴らしいと思いますし、ぜひそのような方を応援し、協力をさせていただきたいと考えております。
しかしその前に一度考えてみてください。
・起業後、そのビジネスを継続していくことは可能でしょうか?
多くの起業相談の話を伺う中で、一見斬新で、かつ話題を集めそうな内容でも、なかなか起業に踏み切れないという方がいらっしゃいます。
一方、それほど目新しさがなく、かつ競合も多いと思われるビジネスモデルであっても、早急に起業し、成功をされてる方がいらっしゃいます。
両者の違いは何でしょうか?
それは継続性にあります。あるいは仕組み作りともいえます。
起業というものは、当たり前ですがビジネスを継続させることが目的なのであって、起業そのものが目的、ないしはイベントになってしまってはいけません。
一見華やかな内容であっても、それが目的ないしはイベントになっているようでは失敗に終わる危険性が高いといえるでしょう。
これとは反対に、一見地味であっても、継続性を重視したものであれば立ち上げの段階ではあまり注目されないものであっても成功する可能性が高いといえます。
このコンテンツをご覧になっている方で、もし将来起業をしてみたい、とご覧になっている方は、まずビジネスのヒントを思いついたら次は継続性、すなわち仕組み作りを考えてみてください。
例えば、
・身近にある不用品をネットオークションで処分する → 高額で売れた
↓
同一の商品を仕入れ、転売する → 定期的に仕入れるルートを確保するにはどうすればよいか?
・別々の会社同士でプロジェクトに応じたシステム開発のメンバーを調達する → 低コストでのシステム開発に成功した
↓
システム開発と最適な人材をデータベース化するシステムを開発する → 人材と取引先を定期的に確保するには?
すぐに特許等が取得できるのであればよいのですが、現実にはなかなかそうはいきません。おそらく多くの方が事業計画というものを作成するか(NPO法人においては必須です)もしくは頭の中で想定されていると考えられます。
起業をする際、多くの方はいわゆる「ビジネスアイデア」を考えることにかなりの比重を置きますが、最終的に重要となってくるのがこのビジネスアイデアを継続させる仕組み作り、すなわち「ビジネスモデル」です。
全体的なコストをはじめ、競合相手の分析、あるいは時代的な流れであったり・・・このような問題を一つ一つ解決していくことが起業を成功させていくことであり、また、これらを解決していくプロセスが起業ともいえるでしょう。
場合によっては一人で行うのも難しいのかもしれません。専門家の力を借りる、既に起業されている方の話を伺う、あるいは実際に将来自分が行っているであろうビジネスモデルが存在する現場へと足を運び、話を伺ってみる。本だけでは知ることのできない情報を収集することも必要となってきます。
もちろん、準備ばかりに気をとられてタイミングを逸してしまうのはよくありません。早い決断が成功につながることもございます。
実際には思ったよりもビジネスモデルの内容を試す機会は多いものです。前述のネットオークションのように、模擬的なビジネスを行ってみるのも一つの手ですし、他にも常日頃から人に情報を提供を続け、チャンスの種を蒔いておくことが必要です。
そしてこのような情報提供の仕組みを作る方法を考えるのもまた、起業の成功を握るカギといえるでしょう。
起業したい、でも不安だ、という方はぜひ一度「継続性」「ビジネスモデル」をよく考えられてみてください。もちろんこちらでもできる限りでのご協力をさせていただきたいと考えております。